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尾張大國霊神社 梅酒盛神事

毎年5月6日に稲沢の国府宮では、午前中に例祭があり、午後「梅酒盛神事」が行われ2013年5月6日に見に行った。

 

神社のHPによると、

梅酒盛神事は、当神社がこの地に御鎮座になった時の姿を現している神事です。十歳前後の男の子に装束を着せて「神代」(神様の代わり)として神事を行ないます。また、この日には氏子中より飾馬が献じられ、参道を駆け抜けます。これは、寛永3年(1626年)に日照りが続いた際、近隣の農民が五穀豊穣を願って高御堂村から飾馬を献じた事に始まります。この事から別名「馬まつり」として知られる神事です。

13時半ごろ神社に着くと、飾り馬が奉納されているところで、20頭の馬がやってきて、内3頭は行列に参加して、あとの17頭が参道を走る。

行列は参道から町を一回りして、国府宮の境内の東にある「庁舎(ちょうや)」に入った。

 

行列の前に、すでに供饌などの神事はすんでいたようで、私が見れたのは、撤饌して神事が終わるところだった。

 

質素な庁舎に大きな榊が祀られて、古代の神事はこのように行われたのかなあ、、、と思う。